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あなた!今月の環境問題どうすんのよ!!

1 :ナナシズム:2006/09/16(土) 01:48:07 ID:SvOKycMT
・地球温暖化  「海面上昇」「海流の変化」「気象の変化」
・砂漠化    「食糧危機」
・農薬の流出  「土壌汚染」「河川の汚染」「海の汚染」 
・石油資源の枯渇「エネルギー危機」「物価の高騰」
・廃棄物    「処分場の残余年数の減少」

などなど・・・私たちの身の回りには環境問題がいっぱいあります。
この問題のやっかいな所は目に見えて分かった時には、大勢の人が死に直面するということです。

自分は、社会はどうしたらいいのか考えて見てください。今後生きるすべての人の問題なのです。

2 :ナナシズム:2006/09/17(日) 04:22:18 ID:AimuQQml
そもそも環境問題ってなんなん?
どうなったらえーのよ?

3 :ナナシズム:2006/09/18(月) 18:29:28 ID:oM1zNFd4
環境問題とは地球全体が消費するエネルギー量(殆どが最終的に太陽熱に帰結する)が人類に周り過ぎていて、
他の生物や無生物にそれらが行渡らなくなり、人間以外の生物や無生物が劣化、減少、消滅していく問題のこと。
バランスシートでいえば、借方の資産(現在の文明的な生活)を維持しようするために、
資本(地球が今までに溜め込んできた、人間が生きる為に依存している生物や無生物全て)が減りまくって、
負債の部(主に1にあげられている)が増えまくってるのが現在の状態。

どうしたらいいか、それは簡単。借方の資産を大幅に削減することさ。
それ以外にどんな方法もないよ。破産以外には。
今俺達がバイオ燃料だの、クールビズだの言ってるのは、
いってみりゃあ、ちょっとでも会社の経費を浮かそうと節電努力をしたり、
なるべくタクシーに乗らないようにとかやってるのと同じようなものだ。
つまり、全然抜本的な改革にはなってない。
本当はどうすれば良いのか。社会の荒波を潜ってる皆さんはよーくお分かりのはずだ。
もちろん、違う道もある。けど経営形態(つまり文明)を全く変える気がないなら・・・
まあ、当然一つしかないよな?

4 :ナナシズム:2006/09/19(火) 04:49:30 ID:b5zPnJQs
今のような資本主義・経済成長を必要とする社会じゃ解決できないってこと?

5 :ナナシズム:2006/09/19(火) 08:29:12 ID:0MQSBZYj
利益(太陽熱、およびそれが変化した物)が常にほぼ一定しか出ないのに、人件費が無限に伸びていけば、どんな企業も倒産する。
従業員数(人間の総人口)も問題だけれども、この会社の経営体質(地球の物理的限界を考慮に入れていない無限の成長主義)
と従業員の性格(青天井の資本主義、実力主義)も同じぐらいに問題になっている。
例えると、この会社は滅茶苦茶なほど成果主義なんだ。そして社員はみんなバリバリのキャリア主義。
だから給料(所謂文明的生活を送るための資源と技術と金)の上(会社の全給料の大半を取っていく超少数)と下(大部分の文無し)の格差がすさまじい。
別に結構じゃないか。能力ややる気のない奴はどんどん切れば良い(あの世へリストラ)というのは自然な感情だし、
現にそれは実行されているんだけど、下ばっかり見ていても会社にとっての解決にはならない。問題は上にもある。
この会社(現代社会)は能力主義なんだけど、能力のある社員のためには、会社の収益(全人類が利用できる地球資源量)を完全に傾けてでも給料が支払われるべき
と考えられているぐらいそれが徹底しているんだ。だから僕らの様な優秀な社員(年収2,3百万の貧乏サラリーマンでも、60億の人類全体から見れば超特権階級らしい)
には、この会社はとってもありがたい存在なわけだ。存在してる限りはw
しかし、ただでさえ人件費が圧迫してるのに、さらに会社は成果主義を煽り、能力ある社員(所謂先進国)はそれに応え、
おまけに今まではサボってた奴ら(発展途上国)までそれに応えようとしているってのが現状なわけだ。
つまり、社員全体の給料が上がっていくほど、会社自体は倒産へと向かっている。

6 :ナナシズム:2006/09/19(火) 09:08:10 ID:0MQSBZYj
長文スマソ

で、どうすればいいかだけど、
いくら首を切りまくったって、会社は優秀な社員にはガンガン給料を増やすし、ドンドン雇う。
おまけにごく少数の優秀な社員が既に給料の大半を持ってってしまっている。
延命するのは簡単、優秀な社員を切るしかない。環境問題というといつも中国やらの発展途上国を思い浮かべて
僕らには関係ないと言い出す奴らがいるけれど、
彼らは、本当は人事部にターゲットにされているのは自分達だということに気づいてない。
(日本人は優秀な社員だけど、かなり切られやすい立場だと僕は思ってる。押しが弱いし、そもそも会社が合ってないんじゃない?)
でもそれも延命でしかない。根本的な解決にはならないよな。残った奴らでさらに給料の増やしあい取りあいだ。
この会社は1980年代から既に赤字続きだ。根本的な解決をするには、会社の経営方針自体を変えるしかない。
能力主義、成果主義をやめる、あるいはそれを抑えて天井を設ける。そして僕らは給料の減棒を受け入れ、その分出費を抑えて、暮らしを慎む。
そして雇用を減らす。(人口制限をするしかない)会社の収支のバランスをなるべく釣り合いが取れるように努力する。(石油のような地球の資本金も切り崩さないってことだ)
そして負債を減らし(1の問題を解決していくしかない)、資本を増やしていく。(長期間かけて太陽が補充してくれる。僕らもそれを手助けする。やり方は自分で調べ、考えてくれ)
そうすればいずれ利益も出て、給料を増やしたり、雇用を増やしたりもできるようになるだろう。

7 :ナナシズム:2006/09/19(火) 09:20:50 ID:0MQSBZYj
理論上(実際は毎年気候や環境の変化に襲われるけど)は、利益(太陽熱)は毎年ほぼ一定してるんだから、
会社の収支のバランスが合えば、かなりの長期間にわたって暮らせるはずだよ。

ちなみに別の会社に転職(別の生物種?どうするのかはしらないけど)して給料を増やそうとしても、無駄だよ。
業界全体(つまり地球)のパイが限られていて、それを増やすすべがない。
業界を超えて転職(別の星に移住)っていう手は今のところ使えないし、そこでも同じ生活をする限り同じ構造の問題にぶち当たるだろう。
おまけにこの業界の規模は屈指だ。そこで通用しないんじゃ、どこでやっても通用しないね。

8 :ナナシズム:2006/09/19(火) 19:15:16 ID:xv2bc/iM
利益のなかには地熱や放電現象、重力も入れてやってくれないか。
エネルギーなのには違いない。地熱発電、潮汐効果による発電、水力発電は実用化してるし
放電現象(雷やオーロラ)なんかはどうにかしようとしても厳しいみたいだが。

収支のなかの収入に再度還元されるエネルギーの増産もいれなきゃね。上記の発電もそうだし
太陽光発電も設置を増やしたり、バイオマスエネルギーの開発もね。

特にバイオマスエネルギーで捨てていた物をエネルギーとして認識し始めているので
どこまで収支が伸びるかわからんし、現在だとゴミ処理場の発電、建築廃材なんかの木材
からエタノールの製造、食用油の廃油を軽油代替燃料として再生する技術なんかがありますね。
ゴミ糞尿からのメタンガスの利用なんてのも実用化してる。

最近資金が集まってきて増産体制に入ろうとしてるので、人間はただでは転ばないなぁと思う次第です。
エタノールはセルロースからの生産技術もあるので、夏場の草刈に使うガソリン代ぐらいは刈った草で
補えるかもしれない。糖質からの生産だと、耕地面積が大きく赤道に近いほうが生産量が大きいので経済
地図に与える影響も大きい、アフリカや南アメリカ、インドシナ海地域の発展が見込めるので興味深い。
フィリピンがお金持ちの国になるとかね。
(生産にこだわらなければ、トウモロコシ、スイッチグラスなんかもあるので一概にはいえないけど)
スイッチグラスでのエタノール生成の場合、サトウキビより耕地あたりのエネルギー量が多いし
トウモロコシはでんぷんからの生産に加えて、葉や茎、食べ残す芯を酵素分解してブドウ糖の生産もできる
副産物としてのコーン油は調理に使用後は、BDF燃料としてディーゼルエンジンの燃料になる。

未活用だったゴミ処理場の廃熱をオイルに貯めて、別な場所で発電に利用する技術など、人間様の
生活態度の改めによって、生産性の悪かったエネルギーの利用がすすんでます。
まあ、ゴキブリと人間どっちが生命力あるか楽しみです。

エネルギー問題が解決に向かう一方、食料問題のほうが先にやばくなってくる模様





9 :ナナシズム:2006/09/19(火) 19:53:17 ID:xv2bc/iM
砂糖の価格があがってやばいのは、近代的和菓子屋やケーキ屋であって
大して問題ないんじゃないのと思っている。
昔の砂糖が貴重品だったころの和菓子の研究でもして、安易に砂糖で作れなくなったと
なげくなといいたい。砂糖の取りすぎが原因の現代病も減っていいことだ。
ちなみに砂糖の弊害として、肥満や糖尿以外にも、カルシウムやミネラルの摂取効率を
下げたり。ブドウ糖に分解する際にビタミンB1を多量に使用するなど過剰摂取で病気を
引き起こす原因と言っても良いものになるのでご注意を。
清涼飲料水やお菓子の分野では、砂糖が少ないもののほうが売り上げ伸びてるし焦ることはない。
ケーキ屋も今は甘さ控えめが評価される時代だと気づくように。

畑の農作物や家畜の計算はよくされているのでいいとして、海洋資源に関してはいままで放置されて
きたのでやばいことになってます。人口どうり推移していくだけと鷹をくくってたら
和食ブームや中国の経済発展によって、今まで海の魚を食べなかった人が食べるようになり急激に資源
が減少中。海が無い内陸部では淡水魚しか食べなかった、アメリカもヨーロッパも中国もね。
中国、韓国、ロシアとの領土問題が、国防やエネルギー資源だけの問題じゃないという認識をもっともたないと
いけない。また海水の温度が上がってることによって、いわしは三陸沖や北海道近海のほうが数が多くなったり
して、カニとか日本の近海にある漁業資源も領海の外へでていっている。
増えてるのは、カロリー少ないクラゲだったり、得体の知れない巨大アナゴだったり
味のまずい亜熱帯の魚だったり。

海洋生物の生産力やその機能についてもっと研究しないと耕地面積の狭い日本はピンチですよ。
後、海洋深層水の取水も怖いからやめてくれ。それだけのミネラル分を含んだ水が、他の生物の
生育に使われていないと思う神経がわからん。海のミネラル分を必要としてるのは海草や植物性プランクトン
で、それを食べる動物性プランクトン、小魚、それを食べる大型の魚なっている。
根本部分で取水して喜んでる場合じゃないと思う。





10 :ナナシズム:2006/09/19(火) 20:16:14 ID:aMSK8fge
農薬の問題はどう思います?
発展途上国ではDDTなどがいまだに使われているみたいですが・・・
1にあるように海まで汚染されたらどうなるのでしょう?

11 :ナナシズム:2006/09/19(火) 20:25:48 ID:???
人が多いせいで必要な食料も増える。
無理やり農薬使って食糧確保するぐらいなら
戦争でも起きて人の数が減ればいい。

12 :ナナシズム:2006/09/19(火) 21:21:06 ID:xv2bc/iM
農薬問題は、あまり良くは知らないのだが農薬を使う理由としては害虫駆除
や生育を妨げる病気の予防によって生産性を上げることだと思うが、DDTが使われる
理由としては、価格が安く効果が高いことによるものなんでしょう。

購入する側のコストの負担がない場合、安く買い叩いた上で利用している先進国側の
態度の問題だとすれば途上国を非難するにはあたらない。DDTの利用が判明した場合
購入をしないことにする。そのことで供給量が減った分のコスト増は受け入れるしかないのでは。
まあ、そうなると先進国は食料に関しては過剰在庫ともいえるので在庫調整を行った上で消費価格
に転嫁してほしいものですが。日本の野菜の品質に関して、多少の色の悪さや形の悪さを受け入れるのも農薬消費を減らす上では
有効なのでしょう。

中国の肥料問題は深刻です、中国人同士でやりあってるうちはいいのですが(肥料の取引が重さ基準のため
水銀を混ぜて販売しているなどなど)それが流出してくるのは勘弁して欲しい。

河川や海洋汚染の場合、農業だとある程度土壌にのこるのでいいのですが工業排水に関しては未処理で
流すと短期間で影響が大きいのは日本が既に経験したことですが、途上国の場合、情報自体をしらない場合
や知りつつ成長のためコストのかかる処理をあえてしないなど色々です。
日本が仮に非難したとしても、日本はその過程を過ぎて、同じ方法で成長しようとする国にコストを押し付けている
といわれることでしょう。これは、自国民や自国の水資源、海洋資源に対しての脅威だと
その国自体が認識するまで待つしかないと思います。患者や汚染された生物の画像をマスコミに
伝えることぐらいでしょうか、どのような症状がでてどのような弊害があるかをその国の国民に
対して”あななたちのことですよ”というメッセージ以外には受け入れられないと思う。



13 :ナナシズム:2006/09/19(火) 21:42:13 ID:0MQSBZYj
よく思うのだけど、六甲のおいしい水とか富士の天然水とか、日田の何とかとか
日本全国に流通してるけど、よくなくならないね。
俺の住んでる京都なんて、何年も前からお寺とかで今まで出ていた井戸水とか地下水が急に枯れだして
中にはこっそり水道水と入れ替えてるなんてうわさまで出てるのに。

14 :ナナシズム:2006/09/19(火) 22:03:56 ID:xv2bc/iM
農業での食物の生産に関しては、カロリーベースなら家畜を減らして穀物
を食べることで当面は回避されるのですが、栄養価でみた場合そう簡単でもないように
思います。動物の体内で生産される物質もあるからです。

量産家畜と牧畜は違うので全く無くす必要はないのでお間違えなきよう。
牧畜の場合、食べられるものが育たない環境で、食べられない草を食べられる
ものに変換するために生まれた農業なので全くの別物。
牛肉の霜降りは穀物を使わないと出来ない肉だということも認識しておいたほうが
いいかも。牧草で育った肉には霜降りはほとんど出ません。

生産方法はよりハイブリッドなものになるかも、穀物の育つ土地では牧草は育てない
牧草と穀物を生産して牛を育て、乳牛と肉牛を分けない。ホルスタインの改良種での
牛乳の生産過剰は、この春問題になりましたね。過剰分は捨てたりしてるそうです。
肉牛としては価値が低いので処分されたりで生産調整したそうです。
乳牛と肉牛の特性のハイブリッド開発のほうがよさそうな状況です。酪農と農業の間の
垣根を取り払うことでエネルギーコストは低くなるんじゃないでしょうか。

穀物生産で問題になるのは水の問題ですが、淡水の量で生産できる穀物の量はきまります。
(穀物1トンに対して淡水一千トンが必要。)
途上国で農業用水が汚染されることは食料難に直接的につながる。既に現在石油よりも危険
な状況にあるのは良く言われている、地下水源の水を利用した生産が続いているためだ。
仮に今日、地下水が無くなったとすると世界経済は崩壊するといわれている。
イエメンなどでは2000mの掘削機を使い水を探したがでなかったそうだ。
世界の穀物の多くが必要な淡水を補うのに、地下に長い年月をかけて作られた水源を利用して
おり、次世代への負債は莫大な量に及ぶ、地下水の復元に千年単位の時間を要する地域もある。

ここでも諦めないのが人間様で、海水の巨大淡水化プラントがあちこちで建設されてます。
石油よろしくパイプラインで供給。水で動く車が夢のクルマと言えるのかどうか。

全てはコストの問題安く作らないと買ってもらえないからそうなるのです。
先進国は、安く買って余ったら大量に捨てる方式は改善する必要がありますね。
エネルギーも食料もこのようにして連動していくのです。

15 :ナナシズム:2006/09/19(火) 23:30:36 ID:0MQSBZYj
やっぱりその巨大淡水化プラントって石油由来のエネルギーで動くのかな。
最近石油産出量が頭打ちになってきてるんじゃないかって言われてるけど、
中東って人口問題も抱えてるのに、一度崩れだしたら止まらないかもな。
まあわが国も一蓮托生になる可能性が高いけど。

16 :ナナシズム:2006/09/19(火) 23:48:35 ID:aMSK8fge
水資源って重要なんですね。今までまったくわかんなかったです。

人ってどのくらい水資源を使っているんですか?

海水の淡水化プラントが発展しても、また新たな問題が出てくるんですね。

>>3
経済の破綻以外の解決法ってなんでしょう?



17 :ナナシズム:2006/09/20(水) 19:41:36 ID:n8+6G2nF
淡水化プラントの古い蒸留型のものでも、火力発電の廃熱や、石油プラントで燃やして
廃棄していた有毒性のガスの熱が利用されており、コストを押し上げる方法ではありません。
毎日使うものですから、可能な限り安くしようとしたことが現代にもマッチしてますね。
たくさん石油採れるから、ガンガン使おうぜというアメリカ的発想でなくてよかったです。
現在は、中空紙膜などを応用した方法で熱を使わずに処理しているようです。この方法の場合
高圧ポンプが不可欠なのでこの動力に使われているのは石油かもしれませんが、電動化すれば中東なら
太陽光発電で補えるでしょう。電動高圧ポンプも石油の価格が上がればコスト面で優位にたつことが
出来るので開発されるでしょう。

産油量に関しては採掘技術の発達により年々伸びていたのですが、技術の向上での可採掘に先が見えて
きたので生産量を絞ったことが最近の原油高の原因とも言われてますが、単に反米の為とも言われてます。
アメリカが自国の為の内戦助長や戦争をしなければ供給は安定するとも言われてます。
イラクの石油プラントの再生や内戦続きのエチオピアなども実は石油のある国です。
貧しい国として有名ですが、まともにやれば豊かな国になるのです。ナイジェリアはアフリカ一番の
産油国ですし、北アフリカではカダフィ大佐(いつまで大佐かと思いますが)で有名なリビア
貧しいイメージのあるスーダン、西アフリカではギニアなど数多くの産油国があり、世界の需要の
12%を占めています。利権をめぐる紛争がなくなれば、シェアはもっと伸びるし未開発の海上油田
もたくさんあります。

他方、原油高により産油国になる国もあります。採掘コストが高い為、競争力がないとして開発を保留していた
地域ですが、カナダとベネズエラがあります。一般的な石油ではなく、揮発性の軽質分がすくなく流動性のない
オイルサンドと呼ばれる状態での埋蔵量ですが、三兆バレルとも五兆バレルとも言われてます。
世界最大の埋蔵量のサウジアラビアで2兆6千億バレルほどなのでその規模の大きさがわかります。
石油よりも偏在性が高くカナダで44%、ベネズエラで55%と言われてます。

あとオイルシェールという、石油になる前段階で止まった油質の埋蔵量で3兆バレルあり
これは、ロシア、ブラジル、アメリカと色々なところにバラバラとあるようです。

現段階では既存の産油国の生産調整のため急騰してますが、カナダなど各地で増産体制のため
プラントの建造中なので暫くすると落ち着くのではないでしょうか、そうなれば暫く1バレル
30ドル〜40ドル付近で安定するはずです。以前の16ドル近辺の価格に戻ることは考えにくい
ですが、価格の急上昇と同程度埋蔵量が深刻なのではないのです。

それでも脱石油を計らない限り同じような危機には常にさらされますけど。





18 :ナナシズム:2006/09/20(水) 21:54:52 ID:n8+6G2nF
淡水の場合、地上の水の97%が海水、残り3%の淡水のうち70%が氷河が氷山など
凍ったもので地下水が27%、淡水として地上を流れるものが3%そのうち、利用できずに
海へ戻るものが2%というのが大雑把な試算です。

地表の淡水の1%ということになりますが、この1%で工業用水20%、農業用水70%、生活用水10%として使っています。
地下水がこれに対して27%ありこれを利用して農業の生産量が増えてる
わけですが、これがなくなったとして、同じ量を生産できないのはわかりますね。地下水の再生に時間が
かからない地域ならまだいいのですが、多くは降雨量がすくないため地下水を利用しています。同じ量の
水を再生産するのに千年単位の時間を要する地域があるというのはそのためです。
アメリカ中部の砂漠地帯もそのひとつですが、後15〜6年で枯渇するそうです。

2025年までに必要な農業用水は40%増との試算もあり、既に隣国、中国では水が
不足しているため地下水の汲み上げ、淡水化プラントの建設などを行っています。
もはやかなり無理なところまで来ている印象すらあります。

降雨量に差があるため良く雨の降る地域で利用していない分の水を活用するというのも
極限状態では考えるかもしれません。現在ではコスト面で現実的ではありませんので
アフリカの人が1日洗面器一杯の水で生活してるからといって、日本人が大量に水を使う
ことを恥じる必要はありません。日本は地表の水だけでもやっていけるし、毎年の雨で
再生されるからです。水を節約するより、清涼飲料水一缶我慢して、\100募金するほう
が現実的です。

解決策としてはいまのところ海水の利用がコスト面でも優位にたっていますが
前述の海の生態系への影響は全く無視した試算なのでいつまで続くのかは不明です。
取水時に奪うミネラルはもちろん、海草の種、プランクトン、幼生、魚卵、幼魚への
影響がないはずはありません。沿岸の海水にそのような生態系の密度が濃いのは既に
知られている事実です。 遠洋の水を使うよりもより影響は大きいと考えています。

人間の力が自然の因果関係に影響を及ぼすほど大きくなってしまったことへの認識が不足
したままコストの計算を各所で行っているのが原因なのでしょう。実はそんなに安くない。


19 :ナナシズム:2006/09/20(水) 22:37:47 ID:H1NmR2Q6
大学に講義の要約みたい、わかりやすくて良いです

環境経済学というのか?コスト計算を正しく行うことが必要になってきますね。
ただ利権が絡んでくると難しいみたい、ブッシュが石油?金銀?の採掘のために研究者に耳を傾けなかったり
正しいコスト計算をされると都合の悪い人がいるようですが・・・

この分野の研究は進んでいるのですか?どのような書籍・どこに情報があります?


20 :ナナシズム:2006/09/21(木) 01:32:20 ID:b28LhboD
環境経済学というものなのかどうかは分かりませんが、循環型経済モデルは
環境学の一部でもある気はします。消費型経済モデルとはコストの計算が違い
ますので、大元が自然からのものであればコストが0とするのが大雑把にいうと
消費型経済モデル、循環型経済モデルでは、循環再生にかかるコストがかかるので
ただではないのです。分野としては各個人、大学、自治体、国と各レベルでそれぞれ
色々な主張をしていてまとまりがないように思います。

学術としては各論を見て総論としてまとめ上げる作業としか思いませんが、各論の段階
で解明されていないことが多くあるので、範囲を広げると神の領域としか思えません。
地球シュミレーターのより細かいものが必要になるでしょうし、生命学とか物理学
哲学なんかも巻き込んでまとめ上げていかないといけないのではないでしょうか。


21 :ナナシズム:2006/09/21(木) 01:42:18 ID:b28LhboD
アメリカの利権問題は、特に影響が大きいので研究者には不評なことが多いようです。
軍事経済といわれるように、戦争をしなければあの国は経済が回らないのです。
国家予算の40%は軍事費につぎ込まれ、国務省職員、軍人の職の確保のみならず
軍需産業に従事している人間の数は膨大な数にのぼります。

軍需産業というとロケットや飛行機といったイメージですが、一つの国家といっていいほどの
雇用を支えています。車産業や、医薬品、電子機器、ソフトウェア会社、鉄鋼、食品等など
GM,GE,IBMやINTEL,ファイザー製薬、コカコーラも広い意味では軍需産業なのです。

何もしてない相手でも喧嘩をふっかけていかないといけない。もしくは他人の喧嘩を煽らない
と生活がままならない人間がいるとすればそれは哀れな存在です。でもそれがアメリカ
アラブ人やアフリカ人の生き血をすすらねば生きていけないのです。
他国の情報が分かりやすくなった今となっては、アメリカの経済活動の実態というのは諸外国
にも知られるところとなり、批判を浴びているのはご存知のとおりです。

アフリカ諸国やアラブ諸国、南アメリカ、ロシア、ヨーロッパはアメリカ離れの
色を濃くしています。エネルギー食料問題のなかこれらの国は強国となり得る。
つまり、対アメリカに対して今までとは違い強力な外交カードを持ったからです。
イラク戦争以降もはや軍事経済が成り立たない状況に追い込まれています。

北朝鮮は資源もなく旨味がない為、放置していたにも関わらず最近熱心なのはこういう
理由からでしょう。北だけでは全軍を賄えない為、そのうち台湾海峡問題に手を出して
くるんじゃないでしょうか。グアムに大本営移転はその準備ではないかと思っています。
アメリカが紛争地域としてみている=金になる地域という意味合いが濃いですから。
日本は、これにどこまでついていくのでしょうか。

22 :ナナシズム:2006/09/21(木) 17:30:12 ID:ggtvH6JI
今の石油価格の高騰は確かに産出国の政情不安もあるだろうけど、エネルギーコストの問題が大きいんじゃないか?
油田は掘れば掘るほど採掘するのが困難になるし、不純物も混じって質も落ちる。一つの油田から全部原油を抜き取れるわけじゃない。
原油1ガロンを産出、輸送、精製するのに原油1ガロン以上のエネルギーを使ったのでは採算が合わないから、
金銭コストも上がっていくという問題じゃないか。
地球上にはまだ確かに原油は何百年分も残ってるけど、それを取り出すのに膨大なエネルギーが必要になる。
全部掘り出し終わってから石油が枯渇しましたとはならないだろう。
海底油田もタールサンドも陸地にある油田から原油を掘り出すよりもたくさんのエネルギーが必要になる。
カナダのタールサンドも何兆バレルもあるというけど、実際に掘り出せそうなのはどれぐらいかという問題がある。
その内の八割ぐらいは露天掘りで掘り出せない深度にあるらしい。おまけにタールサンドを石油にするのに現在の技術だと水と天然ガスがいる。
多分海底油田やオイルシェールだって結構掘って運んで精製するのにエネルギーを使うんじゃないか?
油田自体の発見は1960年代にピークを迎えたし、今もポツポツ発見されているけど全体的に減少傾向で石油の需要には追いついてない。

確かに原油の埋蔵量は全く深刻じゃない。原油はあるのに、それを掘り出すことが年々難しくなっていって、
さらに原油の需要は年々増えていっていることに問題があるんじゃないか。

23 :ナナシズム:2006/09/22(金) 03:11:26 ID:kGrXLTFU
確かにご指摘のとおり採掘に必要なコストは上がっています。
原油の状態のものを抜き出すよりもはるかにコストがかかりますが、現在の
原油高1バレル60〜75ドルのラインよりは安くつくることができるので
カナダは増産を決めたのです。おおよそ35ドル前後であれば過去の油田なみ
の利益を得ることができるといわれています。
露天掘りは現在条件の良い場所を選んで現在2施設が稼動中。現在では高温の水蒸気によって
流動性を高めパイプで吸い上げる方式になりコストは下がっています。加熱することで
廃棄物である砂を分離しやすくなっていることもあるでしょう。この方式が3施設
稼動しており現在新しい大規模施設を建造中です。

オイルシェールはよりコストがかかるので積極的に手をだすところはまだ少ないですが
オイルサンドや石油代替燃料で需給がまかなえないまま価格が高騰すれば投資価値がでるので
開発が進むでしょう、何しろもの自体が岩の中にあり、取り出すのに破砕しないといけない、当然
不要な廃棄物も多い。廃棄物の体積分だけ鉱脈中の油質密度も低い。こちらは地下にある状態での採掘
技術は商業ベースには乗っていません。露天掘りの施設は規模は小さいながらあるようです。

海底油田に関しては、地上の油田もずいぶん前から採掘深度が深くなっているので技術的に確立した現在
では地上の油田と比べてもコスト的に遜色はないのではないでしょうか。最新の技術の開発により
海底油田の発見発掘のコストは確実に下がってきています。今後20%の石油増産が可能な技術をフランスの大手
石油会社であるエルフが確立しています。過去十年間での需要増加が17%ですからオイルサンドを使わなくても
同程度以上の資源は確保されます。

需要の増加に関しては需給関係において省エネ技術や代替エネルギー技術により
下がることは世界のなかで特に日本が体現している事実であります。オイルショックの
経験により技術開発、リスク分散をしたことの成果が今現れています。過去のオイルショック
とは比べ物にならないぐらいの上昇を見せた現在の原油高でも冷静に対応できるのはこの
おかげです。アメリカの場合自国で生産する石油もあるので過去のオイルショックからは
あまり学んでいないので、今回が初のショックらしいショックじゃないでしょうか。特に
現在はメキシコ湾に発生したハリケーンにより主要な石油精製施設が破壊されたことも価格高騰に
寄与していますので、そういった色合いも濃いのではないでしょうか。

日本の省エネ技術の凄みはエネルギー価格が上がるほど出てきます。エネルギー効率の悪い国
としてはアメリカと中国がありますが、この二カ国に同程度適用するだけで油田の一つや二つ分
は減らせるんじゃないでしょうか。日本はこの価値を安売りしないことですね

24 :ナナシズム:2006/09/22(金) 03:34:22 ID:kGrXLTFU
昨今の日本車の米国での販売台数の伸びは、技術によるものでありトヨタが
過去最高益を更新しつづけるのもこれを大事にしているからです。最近カリフォルニア州
で自動車大手6社を相手取って環境破壊を引き起こしたとして訴訟を起こされていますが
米国ビッグスリーに限定するほうが妥当だと思いますね。あと京都議定書にサインしていない
国に訴えられる覚えはありません。

同様に家電業界もデジタル家電だけでなく、省エネ技術の評価を見直せば、白物家電と
呼ばれる分野も今後輸出の需要が伸びていくのではないでしょうか。

技術といえば工業だけではありません。前述の日本の農作物への消費者の厳しさから
生まれた生産技術も国内では当たり前ですが、他国では高級ブランドとして確立する
ほどの技術なのです。現実に日本産の大きくて、甘くみずみずく、均質で見た目もよい
果物は中国国内のVIP層、それを相手にする高級ホテル、レストランでブランドとして
扱われています。東北のいわゆる農家のおっちゃんが国際貿易で活躍する大農家となっている
ことはあまり知られていません。

農家の国際化は今後の日本の課題の一つです。生産力はまだあるのに市場を国内に限定している
ことが多く儲けがない、国内で海外製品と比べて競争力がないのに海外なんてと諦めている。
作りすぎたら畑にすきこんで減らす。生産しすぎの米の減反なんてしなくても質の高さで売る
市場はあるのです。

25 :ナナシズム:2006/09/22(金) 04:07:13 ID:kGrXLTFU
京都議定書といえば環境問題の解決策として期待されていますが、個々の技術
の進歩は生み出したものの社会構造の変革まで引きおこすほどの変化は生み出す
ことがいまだできておらず。目標とする数値にはほとんど近づいていないという
現実があります。

実は、この議定書CO2排出国の排出量に応じた割合で55%以上
の参加がなければ効力を発揮しないということになっており、現段階では数値が足りず
達成できなかったときのペナルティもあまり効力を発揮していない状態にあります。
アメリカかロシアが参加すれば一気に55%越えをするのですが、ペナルティが発生
することは、ほぼ確定の為、参加する確率は限りなく低いでしょう。

ロシアと環境問題といえば開発中の石油・天然ガス施設であるサハリン2ですが、先ごろ
ロシア側が環境破壊を理由に一方的に開発の凍結を言い渡してきました。表向きは環境に配慮
したとなっていますが、現実的にはこの開発にはアメリカ主導の海外資本だけで構成されており
ロシアはロイヤリティを得るだけということになっていました。開発当初はエネルギー価格は
安定しており、ロシア経済も弱くロイヤリティだけでも儲けものといった感じだったのですが
エネルギー価格が高騰し、ロイヤリティ収入だけでは損だと不満をもったロシア側が環境を理由に凍結
したということです。

米ロイヤルダッチシェルのもつ株式26%を取得して経営に参加できるなら開発もやぶさかでないといった
ことを言っているようです。資源を持つ国の強みというか、無ければ従うしかないというか
やはりエネルギー外交と脱化石燃料はやらなきゃいかんなと思う次第です。

26 :ナナシズム:2006/09/22(金) 19:19:31 ID:l4+HKRrG
なるほど、すごい勉強になるよ。
ただ一つ気になるのは、エネルギーコストとコストをごっちゃにして把握してないか。
エネルギーコストは、その作業をするのに純粋にエネルギーをどのくらい使うかという概念であって
お金によるコストがいくらかかるかを無視しても成立する物理的な問題だ。市場コストのような信用は含まない。
エネルギーコストはエネルギーの変換効率と距離の問題になる。
例えば、1ガロン40ドル分のコストをかければ、深海から原油を取ってくるだけの商業的な採算が合うとしよう。
別に20ドルでも100ドルでもかまわないし、ボランティアでもかまわない。
でもどっちにしても言えるのは、エネルギーコスト自体は確実に上がっているということだ。
俺達は石油というエネルギーを取り出すのにエネルギーを使う。その差し引きが実際の生活で今使えるエネルギーになる。
1ガロン分の原油が持っているエネルギーを得るのに、使うエネルギーの量は深海や資源の希薄な密度の場所から採れば採るだけ、
確実に増える。その分だけ、実際に使えるエネルギーの量は目の前に以前と同じ量のガソリンがあったとしても、減っている。
採りやすくてエネルギーがかからない原油が減耗して、
採り難い場所や物質に代換えすればするほど実際に使えるエネルギーは減っているということにも留意して、
市場の需要と供給によるコストだけでなく、実際のエネルギー収支にも注意した方がいいと思う。

27 :ナナシズム:2006/09/23(土) 03:12:24 ID:aN3+EAit
なんとなくおっしゃりたいことは分かります。掘るためのエネルギーの価格
が高騰して、さらに深部まで採掘しきるために更にエネルギーを要するので
可採掘量として最後の一滴まで計算にいれることは出来ないということでしょうか。

将来的には確かに起りうることです。ただ現状のコスト計算のなかにはエネルギーコスト
も当然のように含まれています。商業ベースに乗っていないオイルシェールを地下から
直接抽出する方法も現状ではその例に当てはまると言っていいのではないでしょうか。

WTIの原油取引価格もそろそろ60ドルを切りそうですが、これはアメリカの経済指標であって
全世界の原油取引価格と強い連動性があるわけではありません。テキサス州とニューメキシコ州で採れる
石油の先物取引価格ですので投機的要素が強く実際の産出量よりはるかに多い架空の取引がなされています。

もちろん連動性が全く無いわけではありませんのでWTIの価格に引きずられ国際取引価格も上がっていますが。
中東ドバイの価格との開きは大口なら10ドル以上安く取引されており、実際には40ドル前後〜50ドル
の価格ではないかと推測されています。カナダの狙うレンジと同じぐらいですね。
NEWS番組でそのことは特に報道はされませんので価格転嫁してずいぶん儲かっている
ところもあるんじゃないでしょうか。ハリケーンがニューメキシコの施設を壊しただけで
10ドル以上値上がりするので不思議に思った方もいると思いますが、そういう事情があります。
WTIの価格は年金受給者が増えるだけでも上がりますので、即石油危機だと言うわけにもいかないのです。
ちなみに湾岸戦争前なら生産をしぼるといって30ドル前半だったと思います。
この間中国の消費がうなぎ昇りに伸びていますので、30ドル後半ぐらいに収束していくというのが大方
の見方です。

最近日本の通産省の役員が、中東との協定策定のためにドバイを訪問していたのを見て、ああ仕事してるんだな。
と思いました。小泉首相の海外旅行三昧を批判するマスコミもありますが、訪問先は今後の日本にとって重要な
地域を慎重に選んでいます、中央アジア訪問なんて遊びじゃいきませんよ。
イスラエルで平和を訴えた直後に、シリア進行したときはやっぱそういうのは無理よねと痛感しましたが。





28 :ナナシズム:2006/09/23(土) 20:18:05 ID:jvonIsiA
いや、経済的な見通しのことはそちらの言うことはもっともだと思うよ。
ただ、エネルギーコストという言葉の定義に食い違いがあったみたいだ。
経済方面に全然詳しくないのに「市場コストのような信用は含まない」
なんてなんとなくで書き込んだのがまずかったのかもしれない。悪かった。
俺がエネルギーコストといった時には、別にお金のことを考えているわけじゃない。
エネルギー(仕事量)を単位として考えているんだ。俺の中ではエネルギーコストとコストという言葉は
片方はエネルギー、もう片方はお金の量を表しているんだ。
深海から原油を掘り出してくると聞いた時に俺がふと思ったのは、
それだけの距離を重力に逆らって物体を移動させるのに、一体どの位の位置エネルギーがいるんだろうってことだったんだ。
また、タールサンドを石油にするといった時に思ったのは、ああ、その物質の中の一部だけが俺たちに必要なのに、
余計な物質まで移動させなきゃいかんなあ。ってことだった。
俺達が原油から取り出して使っているのも、原油の分子同士の結合を切り離した時に生じる位置エネルギーだから、対比がしやすかったんだ。
それで、市場では何ドルなら見合うとか何ドルなら見合わない。とか言ってるのを聞いた時に、
じゃあ実際に原油を掘り出す時に投入するエネルギー量と産出されるエネルギー量の収支はどうなっているんだろう。
近くにある物から順に使っていくんだから、収支は悪化し続けるしかないよなあ、って思ったんだ。

29 :ナナシズム:2006/09/26(火) 23:14:23 ID:i5TaUUs6
遅くなりました。エネルギー自体の収支のことに限っていうならば、当然悪化する
のが自然の流れですが、近くにあるものを堀起こす時の、エネルギー効率がベスト
であったということもないので、近くにあるものを掘るときと同じぐらいのエネルギー
コストに近づけるのが技術革新ということです。

採掘可能な埋蔵量がずっと30年ぐらいであったのも、エネルギー収支に見合わない部分
だったものが技術革新により、収支が合うようになった為ともいえますが、実際にはエネルギー
収支でプラスになるだけでは割りが合わないので掘らないと思います。

海洋油田の未開発地域があるというのは、西アフリカ沿岸のように政情不安で開発の遅れたもの
と試掘コストが地上よりもコストが高かったので発見するまでのコストがかかっていたのを技術
開発により下げたことによるもので、必ずしも深海を指すわけではありません。深海から取り出す
となるとエネルギーコストは相当跳ね上がるかもしれないし、海水の圧力を考慮した場合軽質油であれば
あまり変わらないかもしれない。

オイルサンドというと砂のほうが気になりますが、砂地にある石油の中にある軽質分が、地表近く
にある地下水と反応して揮発してしまい、重油質が残ったもののことで、常温では石油のような流動性がすくなく
オイルサンドと呼ばれています。タールサンドは軽質分が全くなく重油質の主成分がアスファルトであるものを
言います。オイルシェールと比べて鉱脈の大部分は油質で構成されています。また、中東の石油でも砂は分離しない
といけません。中東の石油でも砂の分離はしますので、その割合が高いというのがありますが
最新の技術では、蒸気加熱で吸い上げ分離する方法になっているので、廃棄物としての砂の量は
露天掘りよりは少なくなるのではないでしょうか。

エネルギー収支は長い目で見れば右肩上がりですが、技術革新により時には下がったり、揺れながら
上がっていくのではないでしょうか。

30 :ナナシズム:2006/09/27(水) 00:45:25 ID:NswS357k
最近のWTI価格の下落に対して、ブッシュ政権維持のために11月の中間選挙の為、価格操作を行っている
との見方が広がっているとの報道を見ましたが、少し笑ってしまいました。

この手の報道は、投機筋から流れた情報によるものだと思いますが、オイルバブルで儲かっていた
人にとっては78ドルから60ドルに下がったことは政府の陰謀だと思いたいのでしょう。
カトリーナの事故以降、各国は自国の石油精錬施設の増強を図っています。自然災害による価格高騰のリスク
はへっていきます。中東の40ドル〜50ドルの価格もカナダや、バイオ燃料などのライバルを育成する要素
となっているので、いつまでもその価格帯を維持するとも限りません、イラクでの石油生産の再開で価格は下がる
はずです。上がる要素はなにもないのです。

政府の陰謀だとすれば、それはガソリン価格値下げで票を取ることではなく、日本車の売り上げに歯止めをかける
為や、エネルギー生産国に主導権を奪われることへの懸念からだと思います。WTIへの投資からGM株への投資に切り替える
ほうが安全だとも思います。(責任は取りませんのでご了承ください。)高い価格で儲けた人がいるいっぽうで
アメリカ自身の国力や権力は減退し孤立を深める結果となっていることは、現政府にとっては、ひとつのジレンマなので
はないでしょうか。まあ、最初に儲けた人は既に利益確定しているので釣られた人が騒いでるのだと思います。

石油に関しては、再生産のためのコストを考えないの?という疑問もおありかと思いますので
少しお話をしてみましょう。まず、石油は再生産しないといけないかどうかの問題があります。
限りある資源は大切にしないといけない。というのはもっともらしいですが、石油によって生命
が成り立っている生物がいて、それが地球の全生命活動にとって重要な役割を果たす場合は、そのとおり
ですが、そのような生物は今のところ人間しかおらず、重要な役割を担ってはいないので
再生産は必要ではないというのが私の考えです。なくなっても影響があるのは地盤沈下ぐらいで、大気汚染も
海洋汚染もなくなり、人間以外の生物にとっては良いことしかないように思います。

仮に人類が滅亡し、次の知的生命体が文明を爆発的に推進するためのエネルギーを残しておかないといけない
といった考えを主張する方がいたとしても、人類が滅亡するほど一気に数が減ればその一部もエネルギーとして
地中に残ると思いますのでいいのでは。石油と同等のエネルギーが必要なのは人類のエゴによるもので、分子
レベルでのエネルギー抽出までできるのですから、別な方法で対処していくのが普通じゃないでしょうか


31 :ナナシズム:2006/09/27(水) 01:37:07 ID:NswS357k
地上に生存可能な人間の量を考えるときに必要な物質とは何かを考える場合
生命にとって必要な物質は何かを考える必要があります。海のくだりで話したミネラル
もその一つで、全ての生物にとって必要な物質であることから、人間にとっても必要なもの
であるといえます。生命のなかで消費されるわけではなく循環していますので
その循環に影響を及ぼさなければよしとするわけですが、例えばそのミネラルが途中で途切れる
場合にはその影響を考慮する必要があります。

畑や海で取れた生物の集めたミネラルを摂取して生きている人間ですが、ゴミとして捨てられた
場合。日本では焼却され、焼却炉のなかに貯まるだけで循環はしません。生ゴミのほとんどがミネラル
の循環に役立ってはいません。アメリカの場合は80%は堆肥として自然に帰り循環するようにしています。
また、枯葉からエネルギーの抽出を主張する人もいますが、これは枯葉=ゴミとしての認識だからです
都市部ではゴミとしての側面のほうが強いですが、自然界においては重要なミネラル、エネルギー循環の
システムの一つで、多くの生物を育て、農作物を育てる肥沃な土壌や土地の保水力を賄い、水に溶け込んだミネラル
を海へと還元するものです。
純粋にセルロースとしてのブドウ糖量に換算してエネルギーとしてみる場合とは違う計算をする必要が
あります。

生物だけでなく工業にも必要な場合はどうでしょう、鉄や銅、亜鉛、マグネシウム、マンガン
クロム、モリブデンはカルシウム同様に人間には不可欠な物質です。
マンガン、クロム、モリブデンはレアメタルとして認識されていますが、鉄、銅、亜鉛などは
たくさんあるので影響ないだろうと工業製品にたくさん使っています。世界の工業生産が増えるなか
実は銅や亜鉛は、年々価格が高騰しており自然界からどんどん奪われています。
そのうち地球の生命活動にも影響を及ぼすかもしれません。

海の生物のなかにあるミネラルの量が減り出した場合には、人類の滅亡も近いとおもわれます。
地上の畑の作物のなかのミネラルが減少しているのは知られています、これは、地表の一部だけの問題と
済ますこともできますが、海の場合には全生物の危機として受け止めなければなりません。
生育にとくにミネラルが必要な貝の生育不良で既に影響の一端がみられます。




32 :ナナシズム:2006/09/28(木) 21:12:41 ID:Vi4jbyjq
>>日本では焼却され、焼却炉のなかに貯まるだけで循環はしません。
とありますが、これって堆肥として使用できないのですか?
焼畑のように灰は良い肥料になると思うのですが・・・

33 :ナナシズム:2006/09/28(木) 23:17:50 ID:yfbeEXg6
>>31
今、二酸化炭素による海の酸性化が言われてるけど、
貝が生育不良に陥ってる原因を海中のミネラル不足に求めているのか。

石油はなくなっても構わないという話については、あんまり首肯できないな。
確かに石油を使う生物はいないかもしれない。微生物まではわからないが。
でも、地球上のエネルギー循環を考えれば、石油が地中に埋まってくれていること自体が重要かもしれない。
石油が燃やされたからって、そのエネルギーがこの世から消えたわけじゃない。
人間には利用できない形のエネルギー形態に姿を変えて地上に放散されているだけだ。
地球は宇宙とつながっているけれど、一定の量ずつしかエネルギーを入れたり、放出したりできない閉鎖的な面もある。
ひょっとしたら放出された余分なエネルギーで地上のどこかに影響が出てくるかもしれないぞ。

34 :ナナシズム:2006/10/02(月) 03:08:32 ID:th1zJimg
>>32堆肥として利用するほうがいいと思いますよ。回収のシステムがないだけで
おっしゃる通りだと思います。

貝の生育不良に関しては、実は工業資源乱獲の影響ではないですが、川から流れてくる水の養分が
減っていることに原因があり、山に植林することで改善されている例が実際あります。
酸性化の影響にもミネラル分の影響も考えられます。元は酸性だった海を
今の状態にしたのは藻類ですから。二酸化炭素の減量にも必要はものだと考えています。

石油がなくても構わないという件に関しては、消費して無くなるにせよ。
元に戻す必要は感じないということです。仕事として消費される分やその余剰である
熱や光として放出される分に関しては地球がそこまで閉鎖的エネルギー空間だという認識はありません。
太陽が当たらないだけで冷えるのが地球ですから。今の太陽のエネルギーの大半も反射してますので
地球内部に滞留しておく必要があるという考えはありません。循環して利用するものだとは思っていない
ということです。

エネルギーの量に対してあまり使い切らずに無駄に環境に捨てている現状は改善すべきだとは思います。
おっしゃるように海洋温度の上昇には、無駄遣いをした石油や原子力を含むエネルギーの廃熱の問題
もあるでしょう。空気中ではなくて水を使って冷やすと熱の減衰時間が桁違いに伸びますので
影響はより出やすいと思います。

35 :ナナシズム:2006/10/02(月) 07:26:22 ID:g+7usuzB
よくあるペットボトルのリサイクルの是非について皆さんに聞きたいのですが、
石油から作られる新品ペットボトル1個の生産コストが8円程度と言われ
リサイクルをした場合だと集荷、再生費用により27円程度のコストがかかるために
ペットボトルのリサイクルは環境に悪いと言われています。
ここで最終処分までの費用を考えるとどうなるのでしょうか?
最終処分までの費用が分かれば、解決すると思いますが、どなたか資料があればおねがいします。
ペットボトルだけではなくても、リサイクルについて語って頂けるとうれしかとです。

36 :ナナシズム:2006/10/02(月) 07:56:53 ID:g+7usuzB
参考資料【ttp://www.ecobeing.net/index.html】

37 :ナナシズム:2006/10/02(月) 16:36:25 ID:th1zJimg
参考資料がよくわかりませんでしたが、コストの計算の内訳の問題だと
思います。PETボトル一個の生産費用8円の中身とリサイクルで27円である
というコストが国内流通の問題だけなのかどうか。

PET再生にかかる人件費の問題なら環境に与える影響のコストとしては省くべきでしょう。
集荷の問題は回収方法を変えることで燃料コストは減らせると思います。ゴミの容量の問題
で頻繁に回収しているなら破砕まで出来るようにシュレッダーのようなものを置いても
大丈夫な施設もあるはずです。再生の費用に関してはPETじゃなきゃ駄目なのかということ
もあるので再生技術の開発もいいですが、再生しやすい代用素材の開発のほうがいいような
気がします。

PETがエコロジー素材だと勘違いされている方もいますが、もともとは
PETのリサイクルの問題は、その素材自身に問題を抱えているので環境にいいとされています。
リサイクル性のよくない素材、紫外線にも強く、硬度があり、温度の変化にも強い、経年劣化しにくい
という性質を持つ為です。このような性質からさまざまな用途に用いられ大量のゴミとして廃棄
されるようになり、環境に対して悪影響があるので、量も多いし再生してみるかというのがおおまかな流れだと
思います。

PET推進派の意見では、燃やしても組成としてはC、O、Hだけなのでダイオキシンを発生しないとしていますが
PET単体で燃やした場合の結果よりも、複合したゴミの中で燃やした場合にダイオキシン生成に一役買わない
はずはありません。ダイオキシンというと化学物質のガンのようですが、環境フリークがアウトドアキャンプ
にいって、焚き火をしても発生します。川魚や肉の塩焼きをあぶって食べ、リフォレッシュした良い気持ちに
なろうが発生します。単に量が多くなったことが問題なだけです。ベトナム以降でもないし
第二次大戦でも第一次世界大戦でもなく、有史以前からダイオキシンはあります。

塩化ビニールに比べて良とされた特性がリサイクル性の問題になっているのです。
最終処分のコストは環境に捨てればゼロとするのは間違い。塩ビフィルムじゃなくても
PETフィルムで死ぬ動物もいます。死体が腐敗してもPETフィルムはまた環境にのこります。
燃やした場合でも、少しの塩素が加われば爆発的にダイオキシンを生成しますのでその影響
も考えないといけないでしょう。ただPETとちがいダイオキシンは7年ほどで分解しますので
まだまし、生体内でも少量であれば問題がありません。ゴミとして焼却炉まで運ぶコストを考える
と燃料費や人件費の差は小さくなるはずです。分別しようがしまいが運搬は必ずしますので
大きな差は再生工場が焼却炉よりも数が少ないので運ぶ距離が伸びるといった理由でしょうか。

地球になじみやすい素材はガラス瓶やスティール缶だと思います。運搬に使う燃料自体の問題
が解決されればこちらのほうがエコロジーだと言えるでしょう。再生もしやすいです。




38 :ナナシズム:2006/10/02(月) 17:49:32 ID:th1zJimg
>>32
少し読み違いしてました。焼却炉の中にあるものを取り出してというのは
堆肥とはいいません。また取り出す時間もありません。灰として取り出しても
毒性のあるものを分離してからでないと使い物にはならないでしょう。
灰としてよりも堆肥として利用するほうがいいと思います。

39 :ナナシズム:2006/10/03(火) 14:46:42 ID:0962404G
PETの話をもう少し、コストの理由で新品を使うのは製造者にゴミ処理や大気汚染までのコスト
負担を求めるかどうかで変わるということです。

環境に対してより悪影響があるからコストを押し上げているというのはよくわかりません。
あるとすれば、再生する過程で出る廃棄物でしょうか。そういう工場ではゼロエミッション化
の評価をより高いものへし、社会の認知度を上げることで他の工場の企業モラルも上がることでしょう。

日本の製造業のコストを押し上げ、輸入品が多用されていますが、少し余裕があるならそういう企業から
購入先を選ぶという行為が、輸入先の環境問題の改善にもつながります。コスト差の不利も少なくなり
先進国としては環境破壊への影響を指導することが重要ですが、現実的にお金になればいいという理由のほうが
先にたちますので、環境への取り組み度で同じような製品で悩むなら、それを理由に購入を決定するということが
一番説得力があるとおもいます。

環境問題に対して私達ができることのなかに、より規模の大きな仕事のできる企業を応援するということもあるということです。


40 :ナナシズム:2006/10/03(火) 17:19:27 ID:0962404G
今日は水のお話。問題点も多いので皆さんで考えてみましょう。

水というと日本ではたくさんあるので、研究費も少なく軽視されていますが循環が必要な
物質としては非常に重要なものです。

固体、液体、気体として地球の常温下において様々な形態に変化し、そのたびに特性も変化します。
また、中性ということでやさしいイメージですが、中性であるがゆえに何でも溶かすという側面もあります。
何でも溶けるために様々な物質をとりこみイオン化することで、水溶液のその性質の変化も様々です。
物質というものは、基本的にあくせく動き回る状態がきらいでなんとか安定して留まりたいので水のように
いろいろ変化させられるのはストレスがたまるかもしれません。
余談ですが、アインシュタインの言葉に、”石が石でいる理由は石がそうありたいと願うから”というのが
ありますがこのことを、少し謎かけ風にしているものです。石に意思はないなんておやじギャグを言ってはいけません。

水が固体の状態の氷でいたいのに、水になるには互いの固く結んだ手を引き裂くエネルギーが必要です。(残酷ですねぇ)
常に温まれば、水でも安定してるからまあいいかと思っていたら更に暖められ、かろうじで近くに住んでいた友人とも生き別れ
にされてしまいます。この際にも、水分子君にはさらにエネルギーが供給され飛ぶ力が備わります。
悟空>サイヤ人>スーパーサイヤ人よろしく、スーパー水分子になるわけです。
少し遊んでますがこれは重要なことなのです。

大気の温度が上昇していることが問題になっていますが、大気はもとから沸点が低いので数度気温が
変わるだけでは大きな性質の変化はありません。熱の移動に関してより大きな役割を果たしているのが
エネルギーを取り込んだ水であることがわかります。取り込むということはあるエネルギーを奪うことと
と同じことですから、物を冷やして自身は温まりそのエネルギーを移動して分散し広範囲に広げる役目を果たして
います。乾燥地域で昼間はすごく気温があがりますが、夜はすぐ冷えるのは水がすくないからです。

他方、打ち水で気温が下がるのは、地面の熱を水から水蒸気にかわる時に地面の熱を奪うからですが、水を撒いた直後
は非常に蒸し暑いです。なので夕方まいて地面を冷やし、太陽からのエネルギー供給がなくなる、寝る時間には
風が起る時間帯でもあり涼しくなっているという算段で夕方まくのが正しいのです。風の無い炎天下の打ち水キャンペーンは
単なる嫌がらせです。日本の夏ではお役所仕事が終わって帰宅してからボランティアでやってください。
商店なんかで昼間でも撒いている場合がありますが、あれはホコリが立って商品にかからないようにするためなので
住人のおこなう打ち水とは違います。

植物が出す水分が蒸し暑さを演出しないのかですが、打ち水と違うのは水分の量が少ないという点です。
気化する際に出す水分は打ち水をジャブジャブするよりも少ない量を少しずつ発散しているので
湿度を急激に上げることがないので人には快適なのです。また余分な水分は植物が取り込みます。
同じような効果を狙ったドライミスト発生器という機械式打ち水が六本木ヒルズにあります。





41 :ナナシズム:2006/10/03(火) 18:08:40 ID:0962404G
次は液体としての水ですが、前述のとおり水は出来たら水でいたい訳なのでなんとかして
水に戻ろうとします。空を飛ぶ力を放棄してまで友達と仲良く暮らしたいキャラクターなのです。

上空まで上がった水蒸気はそのエネルギーを放出し冷やされて雨として落ちてきます。この際重要なのは
水分子の密度なので友達との距離が短いほど水になりやすくなります。大気中のホコリや植物の葉などを
集合場所にして密度があがれば水に戻ることができます。これを応用した方法で雨を降らすための
ホコリを人工的に雨雲にまく人工降雨は中国で盛んに行われています。植物をモデルにした方法では
巨大なネットを背の高い植物の少ない山頂付近に設置することで霧から水分を集めるというものが南米は
チリでの実験で成功し、山頂付近の住民の飲み水の供給と今までできなかった農園を作ることができました。
この方法は、世界のほかの地域でも水をふもとから運ぶよりも効率がいいため導入がすすんでいます。

このことから水分子の密度を変化させることで、気化や液化が操れることがわかります。沙漠のオアシス都市で成功している
場所ではこの原理に気がついていて水の使い方を工夫したことが分かっています。住居は一番高い丘の上にあり
そこへ地下水を汲み上げ生活に活用し、中腹にある農地で再利用して一番低い位置にあるオアシスの中心にある
池にためていきます。水を一箇所にまとめることで空気に触れる面積が小さくなり蒸発を防ぐのです。貯まった水
は水生の植物をはぐくみ、植物は水の塩分を取り込み濃度をさげます。そしてまた地下水へと戻っていき浄化された水
を再度汲み上げて使うようになっています。

これを、池の水を直接使った場合や、重力を利用した再利用システムなしに平地に家を建て農耕をした場合
水分子は分散してしまい、元の水に戻ることができないまま無くなってしまいます。水が蒸発し土地の塩分が
地表に噴出すだけとなってしまい最後には砂漠になってしまうのです。砂漠の緑地化での失敗例としてよくあげられる
パターンですが、現在砂漠化の進んでいる地域でも同じことをしてますので学ぶべきところは多くあります。

水の蒸散を防ぐ上で貯めるというのは非常に有効な手段です。雨の多い東南アジアで農業に使う水が足りなくなり
地下水で増産したところ水位が急激に下がり。住民の生活すらままならないようになってしまった地域において
農地増やす為に埋めた溜め池を掘り返し雨水を貯めて利用しようとしたところ、地下水の水位が脅威的な勢いで
あがってきたそうです。雨を流れるままにしておくことが水不足に直結する良い例ですね。
地下に浸透するための時間稼ぎをしないといけないということです。

同じことは森林の伐採や水を流すだけのコンクリートの川、水のしみこまない道にもいえることです。


42 :ナナシズム:2006/10/03(火) 18:36:27 ID:0962404G
水の性質のなかに多用な物質を溶かす性質があるといいましたが、このおかげで
生物は成り立っているといっても過言ではありません、ただ水に溶かすには非常に
ゆっくりとしか溶けないため時間が必要です。先にお話をしました。水の中の養分を
利用して多くの生命が成り立っています。

水をゆっくりと保つ為には、池にして貯めて地下を流すことも大事ですが、地表を流れる
水をとどめておくことも同様に重要なことです、植物の根や腐敗により水が流れにくい土地に
なるということと同時に、植物の育成特に、雪として水を保てない地域
においては、広葉樹の落葉による水の降下速度を下げることが重要です。植物にとっては不利なはず
の落葉が偶然によるものとはいえ自分に必要な行為であるとわかっているかのように育ったことは神秘ですね。
針葉樹が水を保つよりも自己のエネルギー保存のほうが大事だとするのは、水の供給が途絶えないからだと
するのもまた面白いところです。

こうして地上の養分をたっぷり含んだ水は、動植物を養いながらまた海へと流れていくわけですが
海の生物もこの恩恵を受けているはずです。地上に植物が無かったころと比べて海にながれつく養分は
さらに増えたことが想像されます。多様な生物の進化や生育に必要な条件となっているはずです。
地上に植物が進出したことで、水の養分が増え、海の生物の勢いも増し、酸素の供給量も増えたという
流れで歴史をみることもできます。ここは、各論の段階なのでその手の研究をされている方に
ひとつ検証をこころみて欲しいところです。

43 :ナナシズム:2006/10/07(土) 11:04:49 ID:HXpra9Oq
すごい参考というか勉強になります。
ただ難しくて・・・ゆっくり噛み砕いて読まないとダメですね。
人は本当に多くの自然の力の恩恵を受けているんですね。いろいろ知りたいことがあるのに言葉にできないですわ・・・

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